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11日目 -岩手県釜石市 95,82km

05 Aug 2010

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気仙沼を出発し暫し走ると案内板に”碁石海岸”の文字がありちょっと気になったので地図を見てみると碁石海岸に抜ければ峠を1つ回避できそうだということもあり行ってみることに。多少上りはあるものの峠越えよりはマシという道を進み雷のような海鳴りがするという雷岩を眺めているとカメラをもったおじさんに声をかけられ話をしているとおじさんも昔はチャリで色々回ってたとのこと。意外と身近にもいるもんだなぁなんて思いつつ話を聞いていると近くの船着場から小船の遊覧船が1500円で出ていてスリルもあって楽しいよーと教えてもらう。

1500円は痛いけど折角だしたまには観光っぽいこともしてみるかと他の名所を一通り回った後遊覧船乗り場へすると丁度先程のおじさんが遊覧船クルーズから戻ってきて来たなとニヤリ。おじさんは到着後そのまま浜でBBQしてた!羨ましい!

そして自分も遊覧船とは名ばかりの本当に小さな漁船に乗せられて家族連れと相乗りし出航。この海岸の波が結構荒くて小船だとモロに波にあおられてかなり船が上下する。おじさんスリル満点っていうか怖いです。。。家族連れの子供は思いっきり怖がっているがお母さんはハイテンションで揺れを楽しみ怖がる子供を見てさらに爆笑というナイスな母親。

それでもおすすめされただけあってリアス式海岸を海側から間近でみるというなかなか見れないようなものも見ることができ1500円の価値は十分あったなぁと思っていると3連めがね橋のような形の”穴通磯”という岩の穴を小船でくぐるというメインイベント。幅的にもかなりギリギリなのにカスリもせずに船が通りまた戻って再度通る船頭のじいちゃん恐るべし。ボクは一人で船の先頭の席に座っていたんだけれど帰り道では子供たちも揺れに慣れてきてボクの隣に子供2人という微笑ましい画が完成。子供超かわいかったよ!

碁石海岸をたっぷり堪能したあとまた走り出し下り坂でトラックに併走され気流とによる吸い込みで死に掛けたり猛暑のピークタイムに峠越えをしてしまい本気で死に掛けたりやっとついた道の駅で地元生産のトマトにむしゃぶりつき水をがぶ飲みして昼寝して体力を回復したりしつつ岩手県釜石市にやっとのことで到着。公園にテントを張り就寝。