toggle

59日目 石川県輪島市 90,44 km

02 Oct 2010

101002_1 101002_2

101002_3 101002_4

休憩所で安眠し5:30に起きていつもの様に食パンを焼いて喰い輪島市方面へ出発。途中”世界一長いベンチ”、”義経の舟隠し”、”ヤセの断崖”を見て回るが正直どれもパッとせず。。。気を取り直して途中門前そばで有名な(らしい)門前町を通るのでツーリングマップルに載っている蕎麦屋を探すが見つからず。。。空腹状態で 20 km 我慢して漕ぎ続け同じくマップルに載っている”漁師のこだわりの店”という定食屋に行くも臨時休業という相変わらずのヒキ強。

もう腹が減って。。。なんでもいいから腹一杯食べたい!と思っているとプチ観光案内所に手書きのおすすめランチマップ発見!この手の手書きのマップは地元の人が書いていることが多くハズレがないのでラッキー!と料金が安いのにボリュームたっぷり!と紹介されていた”エトランゼ“というお店に迷わず決定しチーズオムライスの大盛りを注文。途中、他の客に運ばれていったスパゲティの量を見てイヤな予感がしたけど。。。的中!皿一杯にドーン!と盛られた巨大なオムライスが。。。しかし卵の下全面に張り巡らされたチーズとシンプルな味付けで大変おいしく意外にペロリと完食できた。

目的地まではすぐそこだしと張ったお腹を落ち着ける為に道の駅輪島でアイスを喰い、のどが渇いたので炭酸入りのホワイトソーダを飲むとこの炭酸がいけなかったのか急に腹がパンパンになって苦しくなり長万部での悲劇が繰り返されて苦しくて30分以上動けなくなる。。。

やっと動けるようになって本日の目的地”千枚田”に到着した頃にはもう日も傾きかけてた。。。まぁ目当ては”あぜの万燈(あかり)”という千枚田のあぜ道をろうそくでライトアップするというイベントなので時間つぶしになったと思えば!

だんだん辺りも暗くなってろうそくの明かりが浮かび上がってくるとただでさえ見ごたえのある千枚田に幻想的な雰囲気が加わりなんとも言えない風景に!本当にキレイでわざわざスルーしようとしていた能登半島に戻ってきた甲斐があった!

観光客の渋滞をすり抜けつつ道の駅輪島に戻りバスの待合室で寝ようと日記を書いていると封鎖されていた2階への扉が急にバガッ!と開き中から法被を着たおっちゃんが出てきた。何事かと思うとどうやらこの道の駅で毎晩20:30から”御陣乗太鼓”が披露されているんで見ていけということだった。どうせこのままじゃ寝れないので見ていく事に。昔この地に攻め入って来た上杉軍を恐ろしい仮面と太鼓を打ち夜襲をかけて打ち払ったといういわれがあるらしいこの御陣乗太鼓、ひとつの太鼓を仮面をつけた人が2~3人で同時に叩くという変わったものでタダでかなり面白いものが見れて大満足!見終わった後しばらくその辺をふらふらして戻ってくるとまた扉は元に戻っていたので安心して就寝。サプライズやった!

 

101002_5

本日のランチ:チーズオムライス(大)@エトランゼ
皿からはみ出さんばかりのボリュームで大盛りでも700円というのは破格!